青果日和

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Meet the Grower.

生産者ご紹介

2020.12.11

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「野菜が薬草になればいいのに」 健康への願いを込めてつくられた、佐原さんの野菜たち。【静岡県湖西市 佐原さん】

静岡県の最西端、愛知県との県境に位置する湖西市。

南には視界いっぱいに広がる太平洋、東には美しい水をたたえた浜名湖。

温暖な気候と豊かな自然に囲まれた美しい町に佐原さんの畑が広がります。



私が佐原さんと始めてお会いしたのは25年も前のこと。

野菜の勉強中だった私に

「これ食べてみろ。」

と手渡された大根を口にして思わずびっくり!

「えっこれ野菜?果物みたい!」

驚きと感動の私に、佐原さんは一言。

「身体にいいからだよ。」

佐原さんの畑では海のミネラルをたっぷり使用します。

そして 三つ子の魂百までも。
小さな若葉の時に肥料で甘やかしません。

日々野菜の生育を観察し、鉄、亜鉛、マンガン……と必要な栄養素を必要なだけ繊細に加えていく。

実はこの観察力と長年の経験から得た「処方箋」が多くの農家さんがリスペクトする佐原さんの技術。


「子供を甘やかすと大人になってから苦労するでしょ。」

「野菜も一緒だよ。子供の時に強く育てることが大切。」


毎日成長を見守り、必要な時だけ手を差しのべてあげる。
まるで我が子を強くたくましく育てるように。

だから佐原さんの野菜は細胞一つ一つがみずみずしく、生命力あふれる野菜に育つのです。

また、佐原さんの目指す野菜は、人々を健康にしてくれる野菜。

「野菜が薬草になればいいのに」

と本気で考えている。

「野菜が健康じゃなきゃ、人間も健康になれないじゃん」



いま、佐原さんは全国の農家さんへ自身が築いた技術やノウハウを惜しみなく、提供しています。

「技術は隠すものじゃなくて、伝えるものだよ。
だって美味しい野菜が食べられなくなっちゃうじゃん。」

25年前と変わらない佐原さんのお人柄と、愛情に満ち溢れた野菜たち。
ぜひ、ご賞味ください。

 
 畑:静岡県湖西市
 生産者:佐原俊樹
 作物:キャベツ(11月〜4月)、大根(11月〜4月)、馬鈴薯(6月〜8月)