中国や東南アジアなど、海外からも指導を求められる「コール農法」。
「コール」には、アルコールのコールと、
みんなを呼ぶ(Call)という意味が込められています。
その方法は、必要な要素を必要な時期に必要なだけ与えることで、
作物を健康的に育てるというもの。
必要な栄養だけで育った野菜は、
無駄なものが加わっておらず、高い安全性を誇ります。
また、ゆっくりと養分を蓄えていくため、
栄養価が高いのも特徴です。
そして、味。
植物が持つ力を引き出す農法だからこそ、
臭みが少なく自然本来の味がぎゅっと濃く出ます。
コール農法は、長浜憲孜先生が生み出し提唱しているもので、
大学の研究機関も注目しており、共同研究や講義も進められています。
「うちは昔からこの方法をやってるんだけど、
他に伝えるには、論理的に説明をしないといけない。」
そう言って、長浜先生は化学式を使ってコール農法の
仕組みや効果を解説してくださりました。
明確な根拠があり、再現性があるからこそ、
多くの農家さんが長浜先生を頼って訪ねてくるのです。
青果日和では、長浜先生と長い年月をかけて栽培の研究を続けています。
「研究に終わりはない」
未来の農家が美味しい野菜や果物をつくれるように、
長浜先生は技術の継承にも熱心に取り組んでいます。
トマトの石井さん、大根の佐原さんなど、これからも長浜塾の卒業生が沢山生まれることを青果日和も応援しています。
畑:愛知県豊橋市
長浜 憲孜
長浜 憲孜